FX自動売買できるMT4(メタトレーダー4)のEA(エキスパートアドバイザー)は、ご自宅のパソコンにインストールしなくてもリモートデスクトップのサービスで利用することができます。リモートデスクトップで、データセンター内にある専用サーバーを遠隔で利用してMT4のEAを起動して24時間自動売買することができます。当記事ではリモートデスクトップでVPS(仮想専用サーバ)を利用するメリットやサービスの選び方などを詳しくご案内します。
MT4のEAはご自宅のパソコンにインストールしても利用できますが、24時間自動売買を続けるには24時間パソコンの電源をつけっぱなしにしておく必要があります。パソコンをつけっぱなしにすることはパソコンの消耗が激しくなりますし、自宅の電気代がかかるという心配もあります。また、電源コードが抜けていた、家族の誰かが間違えて電源を切ってしまった、パソコンがフリーズしてしまった、自動アップデートでパソコンが勝手に再起動してしまったなど、稼働中のMT4のEAが思いがけず停止してしまうことがあります。低価格なパソコンでスペックが低いと、他のソフトなどを同時に立ち上げた時にフリーズしてしまう恐れもあります。インターネットにも常に繋がっている必要がありますので、家庭のインターネット環境が不安定だと動作が不安定になることもあります。リモートデスクトップでVPSを利用することで、このようなトラブルを避け安定した環境で24時間自動売買ができます。スマホやタブレットでサーバーを遠隔操作して外出先から自動売買のオンオフ切り替えをおこなうこともできます。
MT4のEAをリモートデスクトップで利用するには、まずVPSを契約しましょう。1.5GB程度のプランでもMT4のEA稼働は問題なくできますが、2つのMT4を同時稼働する人は2.5GBプラン、8つのMT4を同時稼働する人は8GBプランのように、同時稼働には高スペックを選ぶとよいでしょう。
VPSにリモートデスクトップ接続するときのアプリは、VPSを契約した会社が推奨するものを選び、案内に従って設定を入力すればだれでも簡単に接続できると思います。パソコンおよびスマホで設定をおこなってください。パソコンはWindowsかmacかで異なりますがどちらも使用できます。
VPSが準備できたら、VPSにMT4をインストールします。MT4は口座開設をしたFX業者の公式サイトから直接ダウンロードできるようになっています。MT4がインストールできたら、次はEAをVPSに保存します。パソコン(Windowsかmac)を使っている人はEAのファイルを直接VPSにコピぺできます。スマホ利用の方は例えばGoogleドライブに一度アップロードして、VPSからダウンロードすればファイルを移動できます。
VPSを活用すれば、ご自宅のパソコンへの負担を避けて24時間自動売買できるのはもちろん、パソコンを持っていない方でもスマホやタブレットで簡単に自動売買が始められます。スマホやタブレットに直接MT4をインストールすることはできないので、VPSにMT4をインストールしてスマホやタブレットで遠隔で操作するという方法となります。VPSはコストパフォーマンスが高く、MT4のEA活用にもってこいのサービスです。さらに、複数のMT4を同時稼働してリスク分散したい方などはスペックの高いパソコンが必要になりますが、ご自宅でハイスペックのパソコンを購入するのは大変費用がかかります。VPSであれば手頃な月額でハイスペックなパソコンを使用できるのと同じですので大変おすすめできます。
VPSにインストールするEAをお探しであれば、MT4EAの無料配布サイトがおすすめです。5つの優秀なEAを配布していますし、MT4の操作や設定方法についても24時間体制でサポートしています。